パンのお話

こんにちは。
のっけから申し訳ありませんが、皆さんは パン党 それともご飯党ですか?

私は自他共に認めるパン党です。
初めてウィーンに住んだ時に、ケーキは勿論のこと、パンの美味しさに大感激!

当時住んでいたアパートの目の前が幸運なことにシュランメルというパン屋さんで、朝起きては焼き立てのセンメルを買いに行くのが日課でした。

部屋に戻ってからセンメルを真横に切り、バターとジャムをタップリ塗って、コーヒーと
いただきます。その美味しいことと言ったら…。

ただ私の恩師からは「体には黒パン(ライ麦パン)が一番!」と、散々言われていましたので、薄く切ったライ麦パンにチーズをのせ、軽く胡椒ををふりかけてみました。またこれが私好みのテイスト。
今でも私の朝食にちょくちょく顔を出すお馴染みさんです。
えっ…?「なんで胡椒をかけるの」…ですって?
胡椒は消化機能を助け、加えて発汗作用があるためダイエットにも効果的と言われているのでウィーンっ子達のお気に入りの食べ方です。

まあ、それだけではなくチーズとも合いますしね。
胡椒のお話はまた次回に…。

さて、昨今の日本のパンブームは凄いですね。
特に食パンにかける情熱は、もはやパンの域を超えているように思えます。

そんな中、先日渋谷のデパートで、「生食パン」なる物を買ってみました。
要は、トーストをしないで食べるパンです。

日頃は必ず焼いてから頂く私ですが、お店の方のおっしゃる通り、そのままで頂いてみました。
「おいしい〜。」  実に素朴で 、子供の頃を思い出させるような懐かしいお味。


お店の名前は平塚にある「高久ベーカリー」
大正11年の創業だそうです。

ではまた。

二番目の写真は、オーストリアのパン、ツォプフ。(三つ編みパンです)
ブリオッシュ生地に似ていて、ほんのり甘く、これも私の大のお気に入りです。