バイエリッシェクレーメ 1

こんにちは。
6月もあっという間に半ばになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、昨日 「ラジオ スイス クラッシック」を聞いていましたら、珍しくドイツ ミルテンベルグ出身の作曲家、ヨーゼフ・マルティン・クラウスの曲が流れてきました。

彼について私が知っていることをといえば、モーツァルトと同じ1956年生まれ、と言うことだけですが、
心地よいメロディーに、彼のプロフィールを調べてみたくなりましたのでちょっとご紹介します。

彼もまた幼少期の頃から音楽の才能に恵まれていましたが、父のたっての希望で、マインツの大学で 初めは法律を学んでいました。
それでも音楽家の夢は捨てきれず、その後研鑽を積み、25歳の時には何と、スウェーデンのグスタフ3世の宮廷作家となります。
これが「※オーデンベルグのモーツァルト」と呼ばれていた由縁なのでしょう。
      ※    フランクフルト東部にある森

その後 ウィーンに留学をした時に、フリーメースンに入り、そこでモーツァルトと面識を持ったのでは…と言われています。
4年間の留学を経て、またスウェーデンの公務に戻りますが、
残念なことに、彼もモーツァルトの後を追うように36歳の若さで亡くなります。

モーツァルトとはまたひと味違った、 心に潤いを与えてくれるクラウスの音楽。
機会がありましたら是非お聴きください。

彼の出身地ミルテンベルグはバイエルン州に属していますが、この地が発祥の地…と言われているスィーツといえば…
そう、「バイエリッシェクレーメ」。    「ババロア」です。

次回はバイエリッシェクレーメのお話と、作り方をご紹介いたします。

それでは また。

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