スメタナ  生誕200周年


        こんにちは。


        昨日とは打って変わり 春が一気に近づいて来たような爽やかな日。
        イースターの訪れも待ち遠しい毎日…と同時に今年はあの「モルダウ」の作曲家である
        ベトルジヒ•スメタナの生誕200周年にあたります。

                    モルダウは連作交響詩「我が祖国」の第2曲目。
        常にクラッシック音楽のベスト10に入り、今でも不動の地位占めています。
       
        そんなスメタナの時代のチェコは、オーストリア帝国の支配下にあったため 彼の祖国への思いは
        並々ならぬものがあったようです。

       
        彼がモルダウをいつ作曲したかは定かではありません。
        ただ彼の日記には、1800年8月にピクニックでボヘミアの森を抜け、モルダウ河の上流からボートで河下りをした時の
        流れの雄大さ、そしてそれを取り巻くボヘミアの大自然に感動をした、と記されています。
        ですからこの時におおよそのスケッチは出来上がっていたのかもしれません。
    
        さらに日記には、ボートに乗る前に昼食をとったことが書かれていますが、残念なことにメニューは記されていません。

          私としては彼がどんなスィーツを食べたか知りたい所でしたが…
         
       
        チェコのスィーツと言えば「ブフテルン」が有名です。
        多くの方はこれをオーストリアのお菓子と思われているかも知れませんが、もとは
        オーストリア帝国時代に 当時下の一国であったチェコが本家本元。

        又機会がありましたら 統治下時代のスィーツのお話もいたしますね。

        
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        ピアノの前で作曲に没頭するスメタナ。
        その傍にはコーヒーとどんなスィーツがあったのでしょうか?
        
        想像は膨らむばかりです。

         それではまた。
        
            「  ブフテルンのバニラソース添え  」